![]() Mさんが米倉庫をご自身で改装! 「まだまだこれから…」 と言われていましたが、このプロセスの途中感がじつにいい感じでした。 とはいえ、もちろん今後にも期待です(笑) ![]() 石膏ボードに壁紙という内装だったためともいえますが…(笑) ちゃんとしたリノベーションをやりたいので構造は必須。 大屋根の構造です。 シンプルですが、一度リフォームされているので、いいかげんな場所も散見されます。 新設する柱はほぼ決まり! 柱を抜きたいところは、できれば柱を活かしてプランしたい♪ ![]() こちらは、コテ仕上の見本。 ![]() 左官は無限の組み合わせ!! 最後は、お施主さんの感性にまかせるしかないですね(笑) ![]() 大工さんの粋な計らい、 「サービスでつけといた…」 とニヤリ(笑) 「懸魚」とは、水に縁のある魚の形をした飾りを屋根に懸けて火伏のまじないとしたものです。 こちらの「懸魚」は、「水」という字をモチーフにしていますね。 快晴の空のもと、桜吹雪に「懸魚」… なんとも粋な一日♪ ![]() 6寸角の大黒柱の両側からシャチ栓で大梁を継いでいます。 クサビを打ち込むことにより、両側の梁を寄せます(木寄せ)。 この段階では、まだ締め固めていないことがこの写真からもわかります。 今後長い年月をかけて木が収縮すればするほど、締まる方向に力が働きます。 大工の技、ボルトや金物とはこの点で大きく異なります。 美しい6寸の大黒柱は、キズがつかないように大切に紙が巻かれています。 この紙がとれる日が楽しみ♪ ![]() 「これ隠しちゃうんですか…」 と言われました。 う〜ん、天井を貼るので、大きな梁と柱以外は隠れちゃいます〜 天井貼らない人もいますけど… 天井板がないと、2階の足音や音が気になります。 でも、現場みちゃうと、このままで十分なのにってどうしても思えちゃうようです。 同じことは2階の屋根裏でも… 野地板も節はもちろんありますが、これもなかなか美しい。 それぞれに意味がある。 構造美ってのは、確実に存在しますね♪ ![]() 大屋根の2階の天井のボードと壁紙を撤去したところ。 この2階は、あとから造ったものですね。 元々中心にあった柱(束)を途中で切って、両側から梁を2本渡して支えています。 こんなの初めてみました。 リフォームはプラン優先で、いい加減なものが多いからご注意を。 幸い、棟木のたわみはなし。 カラマツの野地板裏にも、雨漏れの跡はなく乾燥しています。 というわけで、2階の中心の柱は当然取り替え!! これは、現場で大工と即一致。再生プランとも一致。 健全なプランは、健全な構造に宿る… これホント、デザインというのは見かけのことではなくて、機能から見た目ができていくことなんじゃないかなと強く思います。 ![]() 築35年目の家の再生には、この作業がかかせません。 ほぼこの家の構造の全貌が見えました。 墨で丸太梁に建立日が豪快に書かれていました。 キッチンダイニングの上部に古材の曲がり材が出現。 これを活かさない手はないなあ(笑) 野地板は、信州らしくカラマツのようです。 35年前の大工の木組みはいま一つでした、予想どおりでしたが… 継ぎ手の位置や、継ぎ手の種類、柱と梁の接合部… 最近、よい大工の仕事ばかりを見ているので、すぐにわかります。 さて、この構造をどうやって再生するか? 大工と対話している真っ最中です。 耐震化と断熱化は、今後はかかせません。 あとは、ペレットストーブにするか、薪ストーブにするか? 設備系も最初から同時に考えていきます。
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