安曇野移住5年目、ブログ再開します
2017年 11月 30日
しばらくぶりに、ブログを再開!!
投稿が簡単なので、Facebookページの「ひだまりミュゼ」についつい投稿していましたが、投稿がどんどん流れてしまうので、もう一度原点に戻ってブログの方を再開したいと思います。
ブログだとカテゴリー分けもできますし、タグもつけられるし、記事のブックマークも簡単。
何よりも過去に調べたことが検索で簡単に出てくるので、自分用の資料室としても活用できます。
安曇野に移ってから5年目。
知らず知らずのうちに、安曇野への移住のお手伝いもさせていただきました。
中古物件のホームインスペクション(既存住宅現況調査)や耐震診断
中古物件の耐震改修、断熱改修、リノベーション
それらに絡んで、ハーフビルド(肝は職人さんに任せて仕上げはDIYなど)やワークショップ(大勢で作る)
さらには、古民家の再生、「限界耐力計算」による耐震改修や断熱シェルターの提案
さらにさらに、金物を使わない伝統的な木組みと「竹小舞と荒壁」のワークショップの開催
新築によるのは、最後の「伝統的土壁+外断熱」と名古屋近郊で作った木工作家のハーフビルドの工房ぐらいです。
あとは自邸も含めて、既存の住宅ストックを生かした再生事業に重点が自然と移ってきてます。
新築作るにしても、耐震性能と断熱気密性能は当然必要ですが、それだけではダメです。
高断熱高気密だからこそ「天然素材」をお勧めします。高気密ですからね!
今の普通の新築住宅は、超耐震性能と超高断熱高気密性能がメインで、合板とビニールシートと気密テープ、様々な設備や工業製品のかたまりになってしまっています。設備の耐用年数は基本20年。宣伝に煽られての重装備は禁物です。
「こんなに今が切り離されてしまった時代は過去になかったのではないか、、、」
今の日本の家は、過去の延長上にはない計算に基づく新しいもの。計算に乗らない伝統的なものは意図的に排除されています。それが本当にいいのかどうかはもう少し先にならないとわからない。
過去のいいところと現在のいいところを両方共生かしたい。
さらに、素材はできる限り「土に還るもの」または「燃やしても有毒ガスの出ないもの」を使いたい。
さらにさらに、そのためには実際の作り手である職人のレベルが上がるものでありたい。
そうでなきゃ「心を込めて」なんてとても言えないから。
と、一人で盛り上がってます(笑笑)
by hidamari_musees
| 2017-11-30 17:00
| 日記