PT CRUISER
2007年 11月 19日
先週 old cherokee の修理が済んで引き取りにいった。弱小中古屋の腕利きエンジニア(未来少年コナンにでてくるパズーのような子だった)が辞めてしまってから、old cherokeeは一機にぼろが露呈してしまった。ニュートラルスイッチ不良、ラジエター、オイル漏れ、、、古いマシンは、ちゃんと手をかけてメンテナンスしないと危険も伴う。そして、お金も伴う。。。 「メンテナンス」と一口に言うけど、お金持ちか自分で知識があって、ある程度のことができないと苦しい。このあたりは、ちゃんとした家(もちろん、無垢財の軸組み工法)の「メンテナンス」と通じるものがある。ある程度、住まい手が知識を持って日常のメンテナンスをすることが長持ちの秘訣。というか、むしろ、こういう家を建てる人は、「メンテナンスをどうやったらやったらいいか」を知りたがっている。
メンテナンスも「お客さん」の視点から考えるべきなのだろう。
さて、4.0Lカーのold cherokee。燃費も悪いし、CO2もいっぱい出す。だから、あまり乗らないようにするしかない。。。 とはいえ、今後仕事の形態を通勤から職住接近スタイルに変えようとしてるから、クルマはむしろこれからのほうが必需品。ひとりで4Lカーを乗るまわすのもいやだし、子どもも多いし、公共交通費のほうがはるかに割高になってしまう。
というわけで、フォルクスワーゲンの1.4LのTSIエンジンに試乗させてもらったり、ここんとこ、トヨタやホンダも含めていろいろとクルマ屋を回った。でもなにかが違う。。。琴線に触れないのだ。ほんとうに、欲しいクルマがない。性能だけでも、便利さだけでもない。cherokeeが発する個性のようなもの。
「なにか」
これがなかなか見つからない。うちは、5人なので、ミニバンが便利なのだけど、どうにもこうにもデザインがダメ。ステップワゴンタイプの「形」だけはどうしようもなく心も体も受け付けない。ダメ。次に3列シート車。子どもも大きくなってきたし、5人乗りフル乗車はきつい。おばあさんや友達がくると6人になることもちょこちょこある。そんな理由で、3列シートのミニバンも探した。オデッセイ、ストリーム、WISH、MPV、プレマシー、、、その他、山のように種類があるんだけど、どれもみんな同じ。しかたなく、SUVを探すと、クロスロード、ヴァンガードから、ディスカバリー3まで。。。SUVでまともな3列シートとなるとどれもバカでかいし、そもそも燃費が悪い。というわけで、さいごに残ったのが、VWのTOURANだった。3列シートなんだけど、2列目が充実している。しかも、1.4LのTSIエンジンを搭載してるから、燃費もいい。でも概観のデザインは平凡。こういうプロセスって、家作りにもよくでてくるな〜笑
この土曜日(11/17)、そのVWのTOURANをみにいこうとして、cherokeeで出発。途中、ガソリンスタンドで給油。さて出発。「あれ?」エンジンがまたかからない。ニュートラルスイッチを分解修理してもらったばかりなのに。。。 ギアをがちゃがちゃやってると、なんとかエンジンはかかる。だけど、これはヤバイ。というわけで、近くのクライスラー(Jeep cherokeeはクライスラー社製)に直行。VWじゃないだろ、ってchorokeeクンに呼ばれたような気がした。1時間ぐらいで分解修理は終了。その間に、とんでもない1台に出くわしてしまった。バニラ色のPTクルーザー。もう一目ぼれ。
「なにこれ」
もともとその独特のクラシックスタイルに興味はあったけど、乗車したのははじめて。クルマにすわって、明るい内装を感じて、目が一点に。。。 中央に、まるで懐中時計のような「まるくて、ちっちゃいアナログ時計」が。。。 これだな!って感じた。ボクが求めていたものは。このスピリッツだな。でも、中古で安いとはいえ、ほぼ新品同様で250万円!!(*_*)
翌日、少し冷静になるために、かみさんと再度来店。来店する前に、前日の夜、入庫したばかりのシルバーのPTもあるという連絡を受けていた。バニラ(現行2.4L)とシルバー(5年落ちの2.0L)の2台のPTに試乗した。バニラのほうが断然きれいだし、エンジンも静か。シルバーのほうも、驚くほどきれい。こちらは落ち着いている。前に乗っていた人は、20台の女性ということですこしお化粧の匂いが残るが悪いにおいではない。でも、「まるくて、ちっちゃい時計がない」し、「カーナビ」がついている。でも値段は100万円台前半で走行も29000km。PTにカーナビは似合わない。「まるくて、ちっちゃい時計」こそ似合う。
というわけで?、シルバーのPTクルーザーがうちにやってくる。
最終的にはかみさんの判断だった。「カーナビはいらない」。そのひとことに、営業マンはたじろいでいた。かみさんが自分が思っていたことをいってくれたので驚いた。そして、カーナビを除くことで、値引き交渉も成立!!
スピリッツ
「まるくて、ちっちゃい時計」がついている最新型のPTのほうがいいに決まっている。でも、そのまるくてちっちゃい時計をそこに付ける「スピリッツ」が大切なんだと思う。シルバーのPTには、「まるくて、ちっちゃい時計」はついてないけど、同じスピリッツが宿っている。クルマってそういうもんなんだと思う。家についても、きっと同じ。スギやヒノキの美しさがすべてを物語る。最後は、スピリッツ。シルバーのPTにぴったりの懐中時計を探そう。
VWに行こうとうときにニュートラルスイッチがまた壊れるなんて、old cherokee がクライスラーに誘ってくれたみたいだ。なにか強烈な「つながり」を感じる。言葉ではよくいえないけど、感謝。
メンテナンスも「お客さん」の視点から考えるべきなのだろう。
さて、4.0Lカーのold cherokee。燃費も悪いし、CO2もいっぱい出す。だから、あまり乗らないようにするしかない。。。 とはいえ、今後仕事の形態を通勤から職住接近スタイルに変えようとしてるから、クルマはむしろこれからのほうが必需品。ひとりで4Lカーを乗るまわすのもいやだし、子どもも多いし、公共交通費のほうがはるかに割高になってしまう。
というわけで、フォルクスワーゲンの1.4LのTSIエンジンに試乗させてもらったり、ここんとこ、トヨタやホンダも含めていろいろとクルマ屋を回った。でもなにかが違う。。。琴線に触れないのだ。ほんとうに、欲しいクルマがない。性能だけでも、便利さだけでもない。cherokeeが発する個性のようなもの。
「なにか」
これがなかなか見つからない。うちは、5人なので、ミニバンが便利なのだけど、どうにもこうにもデザインがダメ。ステップワゴンタイプの「形」だけはどうしようもなく心も体も受け付けない。ダメ。次に3列シート車。子どもも大きくなってきたし、5人乗りフル乗車はきつい。おばあさんや友達がくると6人になることもちょこちょこある。そんな理由で、3列シートのミニバンも探した。オデッセイ、ストリーム、WISH、MPV、プレマシー、、、その他、山のように種類があるんだけど、どれもみんな同じ。しかたなく、SUVを探すと、クロスロード、ヴァンガードから、ディスカバリー3まで。。。SUVでまともな3列シートとなるとどれもバカでかいし、そもそも燃費が悪い。というわけで、さいごに残ったのが、VWのTOURANだった。3列シートなんだけど、2列目が充実している。しかも、1.4LのTSIエンジンを搭載してるから、燃費もいい。でも概観のデザインは平凡。こういうプロセスって、家作りにもよくでてくるな〜笑
この土曜日(11/17)、そのVWのTOURANをみにいこうとして、cherokeeで出発。途中、ガソリンスタンドで給油。さて出発。「あれ?」エンジンがまたかからない。ニュートラルスイッチを分解修理してもらったばかりなのに。。。 ギアをがちゃがちゃやってると、なんとかエンジンはかかる。だけど、これはヤバイ。というわけで、近くのクライスラー(Jeep cherokeeはクライスラー社製)に直行。VWじゃないだろ、ってchorokeeクンに呼ばれたような気がした。1時間ぐらいで分解修理は終了。その間に、とんでもない1台に出くわしてしまった。バニラ色のPTクルーザー。もう一目ぼれ。
「なにこれ」
もともとその独特のクラシックスタイルに興味はあったけど、乗車したのははじめて。クルマにすわって、明るい内装を感じて、目が一点に。。。 中央に、まるで懐中時計のような「まるくて、ちっちゃいアナログ時計」が。。。 これだな!って感じた。ボクが求めていたものは。このスピリッツだな。でも、中古で安いとはいえ、ほぼ新品同様で250万円!!(*_*)
翌日、少し冷静になるために、かみさんと再度来店。来店する前に、前日の夜、入庫したばかりのシルバーのPTもあるという連絡を受けていた。バニラ(現行2.4L)とシルバー(5年落ちの2.0L)の2台のPTに試乗した。バニラのほうが断然きれいだし、エンジンも静か。シルバーのほうも、驚くほどきれい。こちらは落ち着いている。前に乗っていた人は、20台の女性ということですこしお化粧の匂いが残るが悪いにおいではない。でも、「まるくて、ちっちゃい時計がない」し、「カーナビ」がついている。でも値段は100万円台前半で走行も29000km。PTにカーナビは似合わない。「まるくて、ちっちゃい時計」こそ似合う。
というわけで?、シルバーのPTクルーザーがうちにやってくる。
最終的にはかみさんの判断だった。「カーナビはいらない」。そのひとことに、営業マンはたじろいでいた。かみさんが自分が思っていたことをいってくれたので驚いた。そして、カーナビを除くことで、値引き交渉も成立!!
スピリッツ
「まるくて、ちっちゃい時計」がついている最新型のPTのほうがいいに決まっている。でも、そのまるくてちっちゃい時計をそこに付ける「スピリッツ」が大切なんだと思う。シルバーのPTには、「まるくて、ちっちゃい時計」はついてないけど、同じスピリッツが宿っている。クルマってそういうもんなんだと思う。家についても、きっと同じ。スギやヒノキの美しさがすべてを物語る。最後は、スピリッツ。シルバーのPTにぴったりの懐中時計を探そう。
VWに行こうとうときにニュートラルスイッチがまた壊れるなんて、old cherokee がクライスラーに誘ってくれたみたいだ。なにか強烈な「つながり」を感じる。言葉ではよくいえないけど、感謝。
by hidamari_musees
| 2007-11-19 12:48
| 日記