人気ブログランキング | 話題のタグを見る

林家にはいくら残る?

「林家」と「バイヤー(伐採/搬出をしてして市場に出す人)」との間の値段が、いわゆる「立木(りゅうぼく)単価」。

「立木単価」=「伐採搬出費用」+「林家の取り分」

え〜〜〜! 立木単価のなかに「伐採搬出費」が含まれてるのか! 常識的には「立木単価」=「林家の取り分」と考えてしまう。このあたりを知らないと、とんでもなくピントのズレた話になる。って、現にそこいらじゅうで起こってる。。。

「伐採搬出費用」は伐り方や搬出によってことなるが、まとめて伐ったとしても立米1万円ぐらい。「立木単価」が1万円以下だと「林家の取り分」がなくなってしまう。下手をするとマイナス。これが、林家が木を売らない理由。持っていた方がいい。これから外国産材は高騰するだろうからなおさらだ。それどころか、すでに外国産材のほうが高くなってきている。

なぜか?

と考えてみるのもおもしろい。サステイナブルとかいってる人は特にね♪




「立木単価」は「製品単価」から決まる。

「製品単価」5万円/m3(6万円)
 ↓
「製材費用」-2万円
 ↓
「市場価格」3万円(4万円)
 ↓
「歩留まり50%」÷2
 ↓
「立木単価」1.5万円(2万円)
 ↓
「伐採搬出」-1万円
 ↓
「林家へ」よくて5千円(1万円)

実際には途中で経費などがかかるから、もっと厳しい。
だから、最終的な単価があがらないと立木単価はあがらない。

でも、製品単価が20%増えれば=()内の数値、林家の取り分は2倍になる。
木を使うとサステイナブルにつながるというのは、そういうことなのだ。

Think different...
by hidamari_musees | 2008-03-01 12:08 | 東京の木

安曇野のちいさな設計事務所です。こだわるのは無垢の木と実際の作り手である職人さん。 それぞれの条件を活かし柔軟な提案をいたします。 お施主さんと職人さんをつなぎ、じっくり丁寧に取り組んでいます。2013年春、安曇野に移転。移住関連のご相談もお受けしています。詳しくはプロフィールにて!


by ひだまりミュゼ