棟梁の家
2008年 11月 06日
玄関から入ってすぐ脇の壁に見事なケヤキの赤板。
昔の中学校の階段に使われていたものなんだそうです。大正時代のもの。
そういえば、5〜6年前に大工さんの下小屋(木を刻むところ)に伺ったときに置いてありました、このケヤキ!! あの豪快な真っ黒な厚板がここに活かされたのか...
なんでも10年ぐらい前から下小屋に置いてあったそうです。
スギ、ヒノキ、サワラ... 適材適所でさすがに棟梁の家。
空間構成もセンス抜群でとても気持ちのいい家です。
材と技と空間構成が揃って、この夏も一度だけしかクーラーを使わなかったそうです。
しかも、2重断熱のようになっていて、冬を意識したとのこと。
夏も冬も旨とすべし... ですね(笑)。